さんがく 0【散楽】 奈良時代に中国から渡来した雑芸(ぞうげい)。軽業・曲芸・奇術・滑稽物真似などを含み,相撲(すまい)の節会(せちえ)・競(くら)べ馬・御神楽(みかぐら)などに行われた。のち田楽・猿楽などに受け継がれ,猿楽能の母体ともなった。 →猿楽(さるがく)
かるわざ 【軽業】àcrobátics
きょくげい 0【曲芸】 常人にはできないような離れ業。また,各種の道具や鳥獣(ちょうじゅう)などを意のままに動かす芸。軽業(かるわざ)。アクロバット。「―師」
せちえ ―ゑ 02【節会】節日(せちにち)その他公事のある日に宮中で行われた宴会。
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市井の人々(しせいのひとびと)
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直秀(なおひで)-毎熊克哉(まいぐま かつや)
- 散楽の一員. 町辻で風刺劇を披露する散楽の一員。当時の政治や社会の矛盾をおもしろおかしく批判する。その自由な言動に、まひろ(紫式部)と藤原道長は影響を受ける。一方で、本性のわからない謎めいた男でもある。
白を切・る〔「しら」は「知らぬ」の「しら」〕知っていて知らないふりをする。しらばくれる。
- 花山天皇-本郷奏多
- 六十五代 花山天皇(かざんてんのう)本郷 奏多(ほんごう・かなた)
- 諱師貞(日語:師貞/もろさだ )
- 65代天皇。東宮(皇太子)のころから、まひろ(紫式部)の父・藤原為時による漢籍の指南を受ける。即位後、藤原兼家の孫である懐仁親王(やすひとしんのう/のちの一条天皇)が東宮となったために、早々の譲位を画策され、大事件が起きる。
- 藤原為光ふじわらのためみつ)- 阪田マサノブ(さかた まさのぶ)
- 斉信の父/兼家の異母弟
- 藤原兼家の異母弟で、斉信の父。長女は藤原義懐の妻となり、次女・忯子は花山天皇に入内(じゅだい)する。
- 藤原斉信ふじわらの ただのぶ)-金田哲かなだ・さとし)
- 一条朝 四納言
- 道長、公任とともに青春時代を過ごす。道長の長兄・道隆のもとに仕えるも、道長が出世しはじめると、変わり身の早さを見せ、腹心として地位を築いていく。ききょう(清少納言)とも交流がある。
- 藤原忯子(ふじわらの よしこ)-井上咲楽いのうえ・さくら)
- 斉信の妹
- 花山天皇の女御(にょうご)。寵愛(ちょうあい)を受けるが早逝(そうせい)。天皇の出家のきっかけとなる。
- 藤原義懐(ふじわらの よしちか)- 高橋光臣(たかはし・みつおみ)
- 花山の叔父
- 花山天皇の叔父。若い天皇を支える役として急速に出世する。しかし藤原兼家の謀略によって天皇は退位し、出家。一夜にして権力を失うはめに。