§2023-04-22
函館ラーメン(はこだてラーメン)は、北海道函館市のご当地グルメ。当地周辺で単にラーメン、支那そばなどと呼ばれている塩ラーメンである。
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概要
- 豚骨や鶏ガラ等のダシに塩タレを入れた透明な塩味のスープに、柔らかめの中太ストレート麺が組み合わされる。具は、チャーシュー、メンマ、長ネギ、ホウレン草、麩もしくはナルトが一般的に使用される。
- 一般的に塩ラーメンと呼ばれているラーメンであり、地元の北海道函館市周辺では、単にラーメンもしくは支那そばと呼ぶ。
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歴史
- 発祥については諸説存在し、定かではない。
- 1884年(明治17年)の函館新聞(1997年1月1日に創刊した函館新聞とは無関係)に、函館船場町(現・函館市末広町)に開店した華僑の経営による洋食店「南京御料理 養和軒 アヨン」4月28日付の広告に「南京そば」が掲載されている。この広告には、「南京そば15銭」の記載があるが、養和軒の南京そばと現在のラーメンとの関連性を正確に示す、レシピなどの資料は発見されておらず、函館がラーメンの発祥とする説は定かではない。
湯の川エリアにある人気ラーメン店で、塩ラーメンが看板メニュー。月替わりパフェもおすすめ。GLAYメンバーが立ち寄ることでも有名。市電「湯の川温泉」電停から歩いてすぐ。
住所: 北海道函館市湯川町1-26-34
- 住所
- 北海道函館市湯川町1-26-34
- アクセス情報
- 市電 「湯の川温泉」電停 下車 徒歩2分
- 電話番号
- 0138-85-8870
- 利用時間
- 11:30~15:00(LO14:30)、17:00~21:00(LO20:30)
- 休日
- 火曜日
- 駐車場
- 無料駐車場あり(8台)
湯の川温泉街にある、2013年オープンの人気ラーメン店。カウンター席9席のみのこじんまりとした店ながら、常連客がたえず、GLAYのTERUさんもその味に惚れ込んで、故郷・函館に来るたびに立ち寄ることでも有名です。
看板メニューの「塩ラーメン(780円)」は、澄みきったスープが特徴。鶏ガラを10時間以上ゆっくり弱火で煮込むことで旨みを最大限に引き出したスープに、ちぢれ細麺がよくからみ、チャーシューとの相性も抜群です。地元産の長ネギがアクセントとなったスープを、最後の一滴まで飲み干す「完飲派」が多いのもうなずけます。
イカ墨と昆布パウダーを溶け込ませた真っ黒なスープが目を引く「黒塩ラーメン(800円)」や、「しお辛のチャーハン(800円)」といった、まいど名物も人気。「広くいろいろな人に食べてほしい」との思いからベジタリアンやハラールなどを意識して提供されている、豆乳・昆布ベースの「ベジタリアンムスリムらーめん(1100円)」や、ラーメン全種でグルテンフリー麺に変更できる「お米の麺(プラス250円)」を目当てに来るかたも多いそう。さらに「裏メニュー」では、定番と趣向を変えた挑戦的な期間限定ラーメンもあるので、気になる方はSNSを要チェックです。
生ぬかも一緒に食べられる「オーガニックぬか漬け(180円)」、台湾の小籠包のように針生姜で味わう「おつまみワンタン(5個。350円)」、「いか塩辛(180円)」など、サイドメニューも充実しています。
ラーメンの後は、製菓衛生師の国家資格を持つオーナー考案の「月替わりパフェ(650円~)」で締め。手網で煎る自家焙煎コーヒーとともにどうぞ。絶品ラーメンのみならず、パフェやコーヒーのクオリティも専門店級。カフェとしても、一杯飲み屋としても、ぜひ気軽に立ち寄ってほしい店です。