阿寒湖(あかんこ)は、北海道東部、釧路市北部に位置する湖。全域が阿寒摩周国立公園に含まれ、道東を代表する観光地となっている。淡水湖として北海道で5番目に大きい。

特別天然記念物のマリモや、ベニザケの湖沼残留型(陸封型)であるヒメマスが生息する。冬は全面結氷し、ワカサギ釣り、スケート、スノーモービルなどのウィンタースポーツが盛んで、阿寒湖氷上フェスティバル・冬華火などのイベントも開催される。周囲はエゾマツ、トドマツなどの亜高山帯針葉樹林、およびナラなどの広葉樹を交えた針広混交林の深い森に覆われており、ヒグマ、エゾシカなどが生息している[2]。

2005年11月、ラムサール条約登録湿地となった。