§2024-07-29
愛媛県今治(いまばり)広島県 尾道(おのみち)
瀬戸内海には、サイクリストの聖地・しまなみ海道をはじめ、風光明媚なサイクリングスポットが目白押し。『裏しまなみ』とも呼ばれる「安芸灘とびしま海道」や、4つの小さな島々を結ぶ「ゆめしま海道」、今治から松山道後温泉へとつなぐ「はまかぜ海道」、とびしま海道としまなみ海道を結ぶ「さざなみ海道」。瀬戸内の船の行き来する風景や多島美を眺めながら、島の暮らしを感じ、のんびりポタリング(自転車散歩)を楽しんでみませんか?
最新の情報は各公式ホームページ等を必ずご確認ください。
作成:2015.11.6 最終更新: 2023.10.28 作成・文:村上雅之
瀬戸内海をサイクリング ---
しまなみ海道だけじゃない?!
シクロの家のある愛媛県今治市の周辺には、芸予諸島の島々を結ぶ数々のサイクリングルートがあります。
芸予諸島(げいよしょとう)は、日本の瀬戸内海西部に位置する諸島。広島県と愛媛県に属しているため、両県の旧国名である安芸国と伊予国から一文字ずつ取ってこう呼ばれている。以前は芸予叢島(藝豫叢島、げいよそうとう)と呼ばれていた。
主要な島 能美島(のうみしま)・大崎上島(おおさきかみじま)・向島(むかいしま)・因島(いんしま)・大三島(おおみしま)
瀬戸内トライアングル
最も整備が進んでいるのは、世界的なサイクリングルートとしても知られる「しまなみ海道」。その東側には、小さな島々を結ぶ「ゆめしま海道」。西側には近年、風光明媚なサイクリングスポットとして注目されている「とびしま海道」があります。広島県側の呉~尾道ルートである「さざなみ海道」は、しまなみ海道ととびしま海道を結び、「瀬戸内トライアングル」と呼ばれる三角形コースを形成しています。
また、愛媛県側では「愛媛マルゴト自転車道」として県全体でサイクリングルートの整備が進められており、特に今治~松山の海岸線ルートを「はまかぜ海道」と名付け、ブルーラインやサイクルオアシスなどが設置されています。香川県方面へと抜ける「いしづちルート」は、石鎚山のある四国山地沿いに遍路道でもある讃岐街道を抜け、「四国一周サイクリング」の北側ルートとして整備されています。それでは一つ一つのルート情報をご紹介していきます。