「週刊文春」編集部 2023/07/05
小室佳代さん 内容証明を送られていた“紛争”とは
プリンセスとの結婚を果たし、米国で弁護士として活動をスタートさせた一人息子。その傍ら、母の元には一通の内容証明が……。
現在も、神奈川県内のマンションで暮らす小室圭さんの母・佳代さん(56)。15年間勤務した老舗洋菓子店を退社したのは、2021年の10月のことだった。
「小室家の金銭トラブルが報じられて以降、佳代さんは体調不良を理由に1年半以上休職していました。店にも誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)の電話が相次いだ。それでも『長年働いてくれていたから』と雇用を維持してきました。その後、佳代さんは一時的に職場(しょくば)復帰を果たしたものの、21年6月に『勤務中にアキレス腱(けん)を痛めた』と言って再び1カ月休職。そんな折に突然、店側に労災の申請書類が送られてきたのです」(店関係者)
労災が認められた場合、治療費をはじめ、各種支給金が国から給付される。
「店の社長は『労災かどうか分からないから、まず話をしたい』と電話や手紙で何度も連絡していた。ところが、佳代さんはまともに応じようとしませんでした」(同前)
泥沼化していく洋菓子店と佳代さんの“紛争”。実はこの時――。
「痺れを切らした社長は会社の顧問弁護士を立て、佳代さんと連絡を取ることにした。弁護士の名前で佳代さんに内容証明も送ったのです」(別の店関係者)
小室家に近い人物が続ける。
「怯んだ(ひるんだ)佳代さんはその後、一転して労災の申請を取り下げた。結局、小室家の代理人弁護士を通じ、『迷惑をかけるのでお店はもう辞める』と退職の意向を伝えました。以降、退職手続きは全て郵送で済ませたそうです。店側とは関係が悪化しましたが、佳代さんには退職金が支払われました」
洋菓子店の退職から約1年8カ月。最近は「働いている気配がない」(近隣住民)ようで、主な収入源は、同居する実父(圭さんの祖父)の年金と月約9万円の遺族年金とみられる。
「外出を控えている佳代さんは日用品をネット通販で買い、食事もウーバーイーツを利用するなどインターネットが生活に欠かせません。ところが、昨年末には“重大トラブル”があった。『家のWi-Fiが繋がらない』と知人に電話していたのです。ネットが繋がらなければ、暮らしへの影響はもちろん、最愛の息子とのやり取りも難しくなる。至急改善を図ったようです」(佳代さんの知人)
甘くはない日々が続く。