「週刊文春」編集部 2024/01/09

松本人志「SEX上納システム」3人の女性が新証言《恐怖のスイートルームは大阪、福岡でも》  小沢一敬だけじゃない“女衒役” M­­-1王者、“接待役”米進出芸人

 後輩芸人が自身の立身出世のため、松本人志に女性を“献上”するSEX上納システム。女性を“モノ扱い”するかのような所業は長年にわたり、恒常的に行われてきた。前号で告発した2人に続き、新たに3人の女性が自らの体験を明かす。

▶︎参加者が続々証言「2019年、大阪リッツカールトンで」

▶︎福岡では「5000円でバイバイ」、大阪では「3000円で口止め

▶︎小沢一敬だけじゃない“女衒役”M­­-1王者、“接待役”米進出芸人

▶︎大胸筋を触らせ「俺は遊ぶために素人と結婚したんや!」

▶︎A子さんが反論「お礼LINEは“性的同意”の証明ですか?」

▶︎松本「とうとう出たね」に専門家は「まさにセカンドレイプ」

 1月7日正午、トレードマークの眼鏡を外したM-1王者が静岡県のJR沼津駅に姿を現した。

 小誌の女性記者を自身のファンと思ったのか、一瞬柔和な笑みを浮かべる。だが、名刺を差し出し「松本さんと飲み会を」と口にすると、その表情から一気に血の気が引いていった。

 彼が所属する吉本興業が芸人たちに「文春の取材には答えないように」と箝口令を敷いたのは、その直後のことだった――。

 昨年12月27日発売号で、小誌は「松本人志と恐怖の一夜『俺の子ども産めや!』」と題した記事を掲載した。

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が、「スピードワゴン」の小沢一敬(おざわ かずひろ )(50)に女性を集めさせ、六本木にあるグランドハイアット東京の「グランドエグゼクティブスイートキング(Grand Executive Suite King)」で飲み会を開催。参加者のA子さんを、小沢は「ゲーム」と称し、松本のいる寝室に送り込む。2人きりになると、松本は「俺の子ども産めや!」などとA子さんに性行為を迫ったという。

 松本の餌食となったのは、A子さんだけではない。記事では、2015年9月に松本と接点を持ったB子さんも証言している。小沢から「VIPと部屋飲みだよ。絶対に来ておいて損はないから」と誘われ、出向いた先は、A子さんと同じくグランドハイアット東京のスイートルーム。飲み会の終盤、小沢に促されたB子さんが寝室に入るや、すぐに松本は性的関係を求めてきたという。

「全裸になった松本さんは、私をベッドに引き込みました。私が『駄目です、駄目です』と必死に抵抗していると、私の身体を抱き寄せながら『セックスが駄目なら口でヤって』と。私が『無理です』と断ると、今度は『口が駄目なら手でヤって』と。松本さんは迫ってくる中で何度もキスをしてきました」(B子さん)

「君みたいな真面目な子に俺の子どもを産んでほしいねん」